2007 . 9 .11 〜 9 . 12

報告 : きん

去年キャスティングが好調だった八丈島。

某釣具屋の宮下さんに誘われて計画してきたんですが、

どうもタイミングを見計らってるうちに9月になってしまった

八丈島遠征、今年は冷水塊が留まってキャスティングは

イマイチとのことだが、キャスティングメインではたして・・・


みなさんご存知パパズインでお世話になりました。

朝7時半の飛行機で羽田から八丈へ。

着くと迎えに来ていただいてたパパさんとともにペンションに

行き、荷物をまとめて早速出船。

メディアと変わらない気さくなパパさんが

「キハダはイマイチついてないけど、シイラも八丈は半端

じゃないし、いつカジキがくるかわかんないよ〜」

とのことで期待いっぱいで勢寿丸さんで出船。


最初のパヤオが見えてくると鳥もちらほらおり、いい感じ。

キャストしてみると元気なシイラが。

さすが外洋だけあって引く引く、ここではサイズはイマイチでした

が、さすがに引くなーってことで次のパヤオに向かうことに。

ミヨシでウォッチしてると向かう途中に巨大なカジキが

ジャンプ!

まさか狙わないだろうと先に手前の鳥山を叩くが反応なく

船長に今前方で巨大なカジキが跳ねましたよって言うと

「何で言ってくれないの〜

後ろでルアー50メーターぐらい出して引いて!」

ってことでしばしトローリング状態。

狙うあたりがさすが八丈、スケールがちゃう・・・


そうこうしてる内に沖のパヤオに到着。

キャストすると巨大シイラな群れ!

まずは同船のNさんと自分にメーターオーバーがヒット!

シイラ用にいつものシイラタックルで3号にリーダー50ポンド

で臨むと引く引く!

最近このタックルだとシイラつまんないなー、なんて思って

たらヒィヒィ言わされるハメに。

しかも船べりで苦戦してるとGT用ポッパーだったためペン

ペンがダブルヒット!あり得ん!

無理しなきゃ獲れるとタカをくくってましたが、残念ながら

ランディング寸前でスナップの結節部分がブレーク、トホホ・・・

Nさんは無事キャッチ、メーター37センチ!

宮下さんはペンペンを鬼のようにキャッチ!(笑)


さらに戻ってもう一度叩くとまたメーターオーバーの群れ。

マグロ用のカーペンター鮪郎を遠投して早引きすると

背びれを出して襲い掛かってきたのはこれまたNさんとまったく

同サイズ、メーター37、12キロの雄。

残念ながらタックルがタックルなのですんなり獲ってしまった・・・

やはりここでもパヤオはすぐスレてきて帰りの時間なので

帰りに島周りで好調らしい浅場でのカンパチを狙うことに。


ところがなかなかヒットせず時間だけが経過・・・

ラスト一流しもアタリも無く終了かと思うと船長が「もう一流しだけ」

これがドラマを生む。

まず宮下さんに何者かがヒットするが即スナップが伸ばされてしまう。

俄然やる気が出て一流しすると自分に強烈なヒット!

浅場なのでとにかく根にもぐられないようにスプールを押さえたりしながら

必死に耐え、ポンピングなぞしてる暇もなく必死に巻き取ると

シマアジ 7、1キロ!

周りから見てるとかなりのヘタレファイトだったらしいけどよかったよかった。

こうして初日が終わりパパズインで美味しい食事をしながらパパさんと

談笑していろんなお話をうかがい、二日目に続くのでした。


そして2日目、天候が心配されましたが案の定時化アンド大雨。

5時半出船でジギングからやる予定が、微妙な状況に・・・

しかしわざわざ遠征してきた自分達のためにパパさんと船長さんが何とか

出船してくれて8時半に出船。

大時化プラス大雨でしたが、せっかく出船してくれた努力を無下にできず

必死でしゃくるもアタリも無く延々と時間が経過。


雨も落ち着いてきたところでようやく自分にファーストヒット。

妙に引かないと思ったらアカハタでした!

その後も厳しい時間が続き、島周りの昨日のポイントへ。

すると宮下さんにもアカハタがヒットし、その後は宮下さんがヤガラばっかり(笑)

終了間際に自分にも強烈なアタリがくるもののフッキングせず・・・

どうしてもカンパチが釣りたくて延長料金自分が出すから延長しましょうと

ジギング嫌いの宮下さんを説得し、ポイント移動してると大きな鳥山が!


船長がやってみるか?ということで鳥山に向かい急遽キャスティングゲームに。

ここでNさんにヒットするも急いで結んだスナップの結束がブレイク!

さらに宮下さんにヒット!

落ち着いて大本命のキハダ、

6、5キロをキャッチ!


お見事でした。  人の船代で!


自分はというと肝心なところでライントラブル、力みすぎなんですよね・・・

あと表層でバカバカじゃなかったんでヒットした二人のリップスライドに比べ

表層系の鮪郎で勝負したのもダメだったかも・・・、下手だなあ。

課題も多かったし、厳しい時間も長かったけど、結果的には上出来でした。

がんばってくれた船長さん、それからパパさんはじめパパズインの

みなさんには何から何まで本当にお世話になりました。

最後は電話の都合でちゃんとあいさつできませんでしたがありがとうございました。

八丈島は東京から近く予算も安めで組めます、フィールドは言うことなし。

皆さん機会がありましたらぜひ親身になってプロフェッショナルにコーディネート

してくれるパパズインに相談してみてはいかがでしょうか?